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鬱陶しい暑さも、記憶を鮮明にする為には必要で。
あの頃と同じ香りが、僕の記憶を呼び覚ましてく。 あの頃は、此で総てなのだと、唯只管信じてた。 夏空の匂いは、何時までも変わりはしない。 僕は、夏を巡る度、それでも貴方を思った日々を思い出すだろう。 それでも貴女を信じた日々を懐かしむだろう。 灼けた大地を、乾いた薫風が切り取って、そして何れ、僕等はまた1歩、僕等の世界を歩んでく。 |
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